本日は「フェアトレードコーヒー」のご紹介です。フェアトレードコーヒーは、発展途上国の小規模コーヒー生産農家を保護しようという取り組みです。フェアトレードコーヒーを飲むことにより、農家の保護やコーヒーの安定供給を実現することができます。
こんにちは、「もかお」です!
今日は「サスティナブルコーヒー」の3回目を説明するよ。
こんにちは、「こなみ」です。
昨日は、バードフレンドリコーヒーはコーヒーを楽しみながら、渡り鳥や森林の保護に貢献できるという内容だったわね。
素晴らしいわ。
そうだね。
今日は生産者の保護に重点を置いた「フェアトレードコーヒー」について説明するよ。
このコーヒーを飲むことにより、コーヒー生産の未来も含めた継続に貢献できるのだよ。
フェアトレードコーヒーとは
コーヒー文化永続のために3つの取り組み
昨日と同じ説明になりますが、「サスティナブル」は「持続可能」の意味です。
現在、このカテゴリーで大きく3つの取り組みがあります。
本日はこのうち「フェアトレード(認証)コーヒー」をご紹介いたします。
フェアトレードコーヒーとは?
このフェアトレードコーヒーを説明するYouTubeをご覧ください。
フェアトレードコーヒーとは、発展途上国の小規模コーヒー生産農家を保護しようという取り組みです。
コーヒーは世界的に流通する商品で、コーヒーの価格は中間業者に委ねられ、生産者である小規模農家は思うように収入が得られない場合があります。
そこで、1997年、日本を含む14の推進組織よりFLO(FairTradeLabelingOrganization)「国際フェアトレードラベル機構」が設立されました。(現在は約30推進組織)。
FLOはフェアトレード認定を行っており、コーヒーの他にも、バナナ、茶、カカオ、サトウキビなども認定の対象になっております。
認定された生産物は「フェアトレード価格」を定め、マーケット価格が下落しても、購入者は「フェアトレード価格」以上を保証しなければいけません。
FLOについてはこちら。
日本ではフェアトレードジャパンという非営利団体がフェアトレードコーヒーの普及や認証を行っています。
フェアトレードコジャパンの公式サイトです。
スタバでフェアトレードコーヒーを飲めるの?
フェアトレードコーヒーを飲むためには、コーヒー豆専門店や、通販で購入するか、
スターバックスでは毎月20日を「エシカルコーヒーの日」と定め、フェアトレードコーヒーを飲むことができます。
また、豆の店舗販売か通販になりますが「フェアトレード イタリアン ロースト」が購入できます。
「イタリアンロースト」というのは焙煎の度合いですね。
一番焙煎時間が長い焙煎で、苦味が増し、表面にこってりと油脂が浮き出ます。
フェアトレードコーヒーの通販でおすすめは?
通販では、多種のフェアトレードコーヒーを購入することができます。
いくつかご紹介します。
小川珈琲 にフェアトレードコーヒー
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粉、豆ともに1袋170g入りなので、1杯あたり約47円です。
通常の小川珈琲さんのコーヒー豆は、大体1杯あたり41円程度です。
ほんのちょっとだけ高めです。
しかし、この値段差でフェアトレードに貢献できると考えれば
決して高くはありません。
フェアトレードに関しては、小川珈琲さんの公式ページでも取り組みがきちんと報告されています。
「フェアトレード認証コーヒー」の取扱い : わたしたちができること【小川珈琲 SDGs宣言】 : 会社情報 : 小川珈琲
BEAR'Sコーヒーのフェアトレードコーヒー
ガヨマウンテンのコーヒー豆です。
ガヨマウンテンはインドネシア スマトラ島 アチェ地方 ガヨ高地の山です。
FLO認証とは、フェアトレードコーヒーの認証です。
このコーヒーは2袋400gで、値段は¥2,100です。
1杯あたりは66円程度になります。
小川珈琲さんよりちょっと高めですね。
フェアトレードコーヒーを飲もう
「フェアトレード」って様々な農産物で取り組まれているのね!
コーヒー以外にも、お茶、バナナなど多数ある。
フェアトレードは自由競争の原理に反するという声もあるけど、生産者は発展途上国が多いからね。
大規模農家もあるけど、手作業が中心の小規模コーヒー農家も多いと聞くわ。
それら小規模コーヒー農家は生産量が小さいから価格競争では不利だ。競争のしわ寄せが行って、貧困から抜け出せなくなることも多い。
これからもコーヒーを楽しむために、フェアトレードコーヒーを飲むようにしていくわ。
今日は「サスティナブルコーヒー」の一つ「フェアトレードコーヒー」の説明でした。「フェアトレードコーヒー」は前回説明した「バードフレンドリコーヒー」と同様、コーヒーを未来も含め、長く楽しむために大切な取り組みです。
多少値段は高くなりますが、コーヒー豆のように100%輸入に頼っている食品は、地球規模でその流通も含めた生産体制の維持が必要です。
ただ単にコーヒーを美味しいから飲むだけでなく、コーヒーを生産してくれる人々のことに思いをはせ、コーヒーという文化を未来につなげて生きたものです。
・サスティナブルコーヒーは永続的にコーヒーを飲むための運動
・フェアトレードコーヒーは発展途上国の小規模生産農家を守る仕組み
・コーヒー文化を未来に残していくために、フェアトレードコーヒーを飲もう
次回は焙煎のお話をするよ。
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