「ラ シラ」はフルーティな、美味しいコーヒー豆です。
ホンジュラスの豆です。
フルーティな香りと酸味がが特徴です。でもコクもあります。飲み干した後はさわやかな酸味が長く残ります。
華やかなも、午後のお茶の時間が似合うコーヒー豆ではないでしょうか。
こんにちは!もかおです。
今日はフルーティーなコーヒー豆のご紹介です。
こんにちは、こなみです。
フルーティーな豆、好きよ!飲んでいて楽しくなるわ。
最近、品質向上が著しいホンジュラスの豆です。パライネマ種という珍しい品種です。
フルーティーだけどコクも本格的ですよ。
美味しいコーヒー 珈琲問屋「ホンジュラス ラ シラ」
お店でディスプレイされていました
前回紹介したオレンジブルボン同様、珈琲問屋さんの店内で生豆がディスプレイされていました。生豆がディスプレイされているので、お店としても自信がある豆ということではないでしょうか。
ということで購入しました。
珈琲問屋さんのPOPです。
「ラ シラ」は農園の名前です。場所はホンジュラスの東部、ニカラグアとの国境に近いところで、標高は1,350mだそうです。
コーヒーの品種はパライネマ種です。パライネマ種は、サチモール種系のハイブリッドティモール種とビジャサルチ(源流はブルボン種)の交配品種です。
精製方法はウオッシュドです。
この精製方法は、コーヒーの実の果肉を機械で取り除いた後、ミューシレージを水に浸け発酵させ取り除きます。このことからコーヒーの味は比較的シンプルになります。フルーティーな香りはこの精製も寄与しているものと推測されます。
ウオッシュド精製を採用していることから、農園の立地は水が豊富な地域かと思います。
シティーロースト(中煎り)で100g購入しました。
珈琲問屋さんは生豆の重量ですので、焙煎すると85%ほど重量が減ります。
今回は83gになりました。
ホンジュラスはエルサルバドルの東、ニカラグアの北にある小さな中米の国です。
スペイン語が母国語、人口は約750万人、面積は鳥取県と同じくらいです。
経済的には貧しい国で、コーヒー生産は主な産業です。
ロングベリーなコーヒー豆
コーヒー豆はこんな感じです。
細長く、大粒なロングベリーです。豆の大きさはきれいに揃っています。
コーヒーをいただき飲ました
ハンドドリップで淹れる
ハンドドリップでコーヒーを淹れました。
コーヒー豆の量は約33gで3杯分です。
お湯の温度は92.1℃、いつも通りです。
今回は上手くコーヒー ドームができました。コクが特徴なので、ちょっとだけいつもより投入する湯量を絞り、少量ずつ時間をかけてドリップしました。
香りがたち、出来上がるコーヒーが楽しみですので、楽しい時間です。
本日は、HARIOのV60透過ドリッパーを使用しています。
色はちょっと濃いめの茶色
来上がったコーヒーをカップに注ぎます。
色はちょっと濃いめ茶色です。いい色です。
甘い香りがしてきました。
いただきます!
飲む前に香りをたしかめると、フルーティーな甘い香りが鼻腔をくすぐりました。糖分がこのようなフレーバーにしているのかもしれません。
コーヒーを口にすると、美味しい甘すっぱい酸味がしました。洋梨、マスカットやパイナップルに通じる酸味です。この酸味は口に含んでいる間はずっと感じられ、飲み干すと爽やかな苦味が顔を出します。
バラエティに富んだ味を楽しめます。
フレーバホイールでは
フルーツ>その他果実>洋梨、マスカット、パイナップル
かと思います。
舌の上を転がしているとやがて酸味は消え、心地よい苦味が広がってきます。そして、深いコクを感じます。
飲み干したあとはこの苦味がしばらく口の中を支配します。
POPもコーヒー袋にも「洋梨やアプリコットを連想させる甘酸っぱい酸味」と表示されていますが、まさにその通りです。コクも素晴らしいです。
日差しがさんさんと照る午後の3時のおやつが似合いそうです。合わせるのは、洋菓子ならば、フルーツケーキやクリームケーキ。ビスケットのような穀物系はちょっと合わないかもしれません。和菓子ならば白あんのおまんじゅうなども合いそうです。
美味しいコーヒーの一杯あたりコスト
それでは、いつものように1杯あたりのコストを計算してみます。
以前、このブログで計算したように、ミル、ドリップポット、ドリッパー、ドリップスタンドなど繰り返し使える器具の値段は含みません。
コーヒー1杯のコスト
お店で100g購入しましたが、それは生豆の重量です。
焙煎後は83gになりました。値段は544円です。
今回は3杯で33g使用したので、1杯あたり11.3gです。
11.3g/85g×544円 = 72.3円
一杯あたりの値段
【合計】
72.3(コーヒー豆) + 0.43(電気代) + 0.30(水道代) = 79.3円
となりました。
最近、ブログにまとめている豆の中では一番高い豆です。
UCC香り炒り豆の2倍以上の値段です。
仕事の休憩で飲むコーヒーとしてオススメです
フルーティーな香りとコクが特徴のコーヒーです。
ちょっと特徴のある香りなので、普段飲みよりもワンポイントで気分を変えたい時にいただきたいですね。
フルーティーなので、合わせるのはやはりフルーツケーキでしょうか。
やはり、いただくのは午後のおやつの時間が合いそうです。
和菓子は白あんのおまんじゅうなども合うと思います。
フルーティーな香りが特徴のコーヒー豆ね。
でも、コクがあるので朝のモーニングコーヒーにして、目を覚ますのにもいいかもしれないよ。美味しいコーヒーです。
特徴のある美味しいコーヒー豆でした。
ホンジュラスのコーヒー豆の品質は上がっているそうです。これからもどんどん試して紹介していきます。