こんにちは、「もかお」です!
本日はコーヒー豆の分類のお話だよ。
こんにちは、「こなみ」でーす。
前回の銘柄の話は面白かったわ。
分類ってなあに?
グレード分のこと。
コーヒー豆は品質により4つにグレード分けされているんだ。
コーヒーピラミッド
コーヒー豆は流通上の都合から4つにグレード分けされています。
上から「スペシルティ」「プレミアム」「コモディティ」「ローグレード」です。
下の正三角形はコーヒーピラミッドと呼ばれるものです。
しかし、これもコーヒー銘柄と同じで世界統一基準はありません。
また、一口にコーヒー豆と言っても生豆をさすのか、焙煎された豆をさすのかも定義はありません。
しかし、コーヒーの品質を説明するのに、便利なグレードですので一つ一つ説明します。
スペシャルティコーヒー
最上位のグレードです。
トレーサビリティが明確で農園から最終消費者まで履歴がはっきりしています。そして、カッピングと言うコーヒーのティスティングで高評価を受けた豆です。希少であるため流通量も少なく、国際市場であるニューヨーク相場外で取引されます。
この言葉を初めて使ったのは、アーナ・ヌーテェン(Erna Knutsen)というノルウェーから米国に移住した女性です。
彼女は、自分の販売するインドネシアやエチオピア、イエメンの豆をさして「スペシャリティコーヒー」と呼んだそうです。
その後、米国スペシャリティコーヒー協会(SCAA)が設立され、SCAAでスペシアルティコーヒーという言葉を使ったためです。
スペシャリティコーヒーについては次回詳しくお話しします。
プレミアムコーヒー
生産地や品質などが特定され、コモディティーコーヒーに付加価値をつけた豆。近年はスペシャリティコーヒーとの境界はあいまいになっているようです。
コモディティーコーヒー
国債市場であるニューヨークの相場で取り引き価格が決まります。安定供給と低価格を重視しています。
缶コーヒーなどにも使用されます。
ローグレードコーヒー
インスタントコーヒーや缶コーヒーなどに使用されることが多いグレードです。
アラビカ種の豆にロブスタ種派生の豆をブレンドして加工することがあります。最近はローグレードコーヒーの品質は上がっているそうです。
4グレードあるのね。たまにはスペシャルティコーヒーを飲んでみたいわ。
スペシャルティコーヒーを飲ませてくれるところは多いよ。
それに、ネットなどで購入して自分でハンドドリップしても美味しく飲めるよ。
下記のノール珈琲館さんの豆は買いやすい価格だね。
価格:1,100円 |
シングルオリジン
コーヒーのグレード分とは別に、「シングルオリジン」という考え方があります。
単一生産地の意味
「シングルオリジン」とは、「単一生産地」の意味で、一つの生産エリアや農園で栽培され、品種、精製方法、収穫時期などが細かく特定できる豆を指します。
いろいろな考え方があるようですが、シングルオリジンは「ストレートコーヒー」の一部とも考えられます。
生豆の出所がグッと狭まる
「ストレートコーヒー」は単一銘柄とされていますが、数百から数千にものぼる生産者が作った豆が混ぜられることがあります。
しかし、「シングルオリジン」は生豆の出所の範囲がグッと狭まります。単一の生産組合や単一の農家、単一のウエットミルというように絞り込んだものです。
次回は「スペシャリティコーヒー」をもう少し詳しく説明します。
次回は「スペシャリティコーヒー」のお話を少し詳しくするぞ!