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コーヒーフレーバーの表現って難しい?フレーバーホイールで誰でも簡単にできます。

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コーヒーのフレーバーを表現する方法のご紹介です。

コーヒーの味の表現で難しい!と思われている方が多いと思います。でも、SCAAが作成したフレーバーホイールを使用すると、誰でも簡単に表現ができます。本日はフレーバーホイールをご紹介いたします。

 

こんにちは、「もかお」です!
昨日まではコーヒーとお菓子のはペアリングについてお話ししたよ。
今日は、ちょっと話を変えて、ペアリング選定の基準にしたコーヒーホイールについてお話しします。

こんにちは、「こなみ」です。
フレーバーホイールって何?
色の円環図みたいにずいぶんカラフルね。

そうなんだ。
でも、これを使うと楽しくコーヒーの味の表現ができるので、知っておく方がいいよ。

 

 

 

コーヒーのフレーバーとフレーバーコーヒーが違う

 

コーヒーのフレーバーと人の嗅細胞

 

まず、最初にコーヒーのフレーバーのことです。

コーヒーのフレーバーとはコーヒーの香りのことです。

しかし、香りといいますが、飲む前に嗅ぐ匂いだけではありません

コーヒーという液体を口に含んだ瞬間、口に含んでいる最中、そして飲み干したあとの食感なども、フレーバーと言えます。

人間は香りを鼻の奥にある「嗅細胞」で感じます。

人間の鼻腔はご存知のように前面で鼻を通して外部とつながっていますが、後ろというか奥で喉とつながっています。

ですから、口に含む前から飲み干すまで「嗅細胞」はコーヒーの香りを感じ続けるのです。

 

ワインも同じ考えに立っており、鼻から感じる香りを「オルトネイザル」、後鼻腔から感じる香りを「レトロネイザル」と言うそうです。

日本酒も「上立ち香」「含み香」「戻り香」と分けて香りを考えるようです。

 

コーヒーのフレーバー

コーヒーのフレーバー

 

フレーバーコーヒーとは

 

コーヒーのフレーバーと似たような言葉に「フレーバーコーヒー」と言うもものがあります。

これは、焙煎時にコーヒーに香りをつけて楽しむコーヒーです。

元々は、ヨーロッパでシナモンの香りをコーヒーにつけていたのですが、1980年ごろ、米国で焙煎時に香りをつける方法が開発され、流行り始めたものです。

香りは、キャラメル、バニラ、バナナ、アイリッシュウィスキー、バターなどたくさんの種類があります。

日本でも愛好する人がいて、専門店があるほどです。

 

コーヒーのフレーバーとは

 

それでは、コーヒーのフレーバーをもう少し説明します。

コーヒーの味の表現の基本

コーヒーの味の表現はワインに負けないほど多種多様です。

専門家になればなるほど、複雑で的確な表現をすると思います。

基本は「酸味」「苦味」「キレ」「コク」「甘味」の5つです。

これら5つの中身については別の機会にご紹介いたします。

これらが基準の味になるかと思います。

 

しかし、この基準をベースに表現するだけだとあまりにも人によって感覚が異なってきます。

そこで、SCAA(アメリスペシャリティコーヒー境界)が、1997年に「フレーバーホイール」と言う早見図を開発して標準化に乗り出しました。

 

ですので「フレーバーホイール」の表現をベースに、「酸味」「苦味」「キレ」「コク」「甘味」を表現していけばコーヒーの味の表現が簡単にできます。

 

フレーバーホイールとは

 

フレーバーホイールとはコーヒーの味表現の標準化のため、1997年にSCAAが開発した味の円環図です。

こんな感じです。(日本語版です)

フレーバーホイール

フレーバーホイール

フレーバーホイールのオリジナルは英語ですが、関係者のご尽力により、日本語版が開発されています。

日本語版はこちらからダウンロードできます。

blog.outdoor-coffee.com

 

フレーバーホイールは見ていただければすぐに分かりますが、中心から同心円上に味が展開されています。

中心に近い方が大分類になります。

大分類は「花」「フルーツ」「酸味/発酵」「野菜」「その他」「焼き」「香辛料」「ナッツココア」「甘味」の9分類です。

そして、それぞれの大分類には2〜5の中分類、中分類に中には最大10くらいの小分類があります。

味の表現はこの中から、自分の感じた物を選べば良いと思います。

 

例えば、フルーティな柑橘類の香りを感じたならば、

「口に含んだ瞬間、柑橘系のレモンのようなフルーティな香りがした」

と表現できます。

これを、飲む前、口に含んでいる間、飲み干した後などにも応用できると思います。

私はコーヒーに合うお菓子を決めるのフードペアリングはこのフレーバーホイールを活用しています。

 

コーヒー


 

コーヒーのフレーバーをどんどん表現してみよう

 

フレーバーホイールはアメリカの団体が標準化した物です。

ですから、日本独特の香りとか食感の表現はありません

例えば「渋い」などはありません。

また、日本独特の食文化(例:寿司、ワサビ、納豆など)に関係した香りもありません。

ですので、その辺は適宜自分の感覚を盛り込んでいけばいいと思います。

コーヒーを楽しみながら味の表現も頼みましょう。

 

フレーバーホイールを使うと簡単にコーヒーの味を表現できそうね!

そのためのホイールだけどね。
こうみると、表現の方法は多彩だね。無料でダウンロードできるので是非とも使ってみてください。

  

ポイント

・コーヒーのフレーバー(香り)は飲む前の匂いだけでなく、飲む干すまで感じる総合的な物ですある。

・フレーバーホイールはSCAAが開発した標準表現方法

・フレーバーホイールを使用すれば、誰でも簡単に香りをできる

 

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peraichi.com