こんにちは、「もかお」です!
今日はたまにコーヒー豆の名前についているNO2とか、AAとかのことを説明するよ。
こんにちは、「こなみ」よ。
それ豆の名前についていることたまにあるよね。
何のことかなーって思っていたところ。
これは各生産地が行っている豆のグレード、等級のこと。
コーヒー好きだったら知っておいた方が良さそうだね。
各国により異なる
コーヒー豆のグレーディング方法は生産国によって異なります。
ただ、同じコーヒー豆ですから、呼び方は違いますが共通項目があります。
農園の標高
生産農園の標高です。昼夜の寒暖差が大きいほど品質の良いまめになるため、標高が高い地域で栽培された豆ほどグレードが高くなります。
スクリーンサイズ
豆のサイズです。
約0.4mmが世界標準単位で、スクリーンサイズ20なら約8mm。豆のサイズが大きいほど高品質とされています。
欠点数
異物や欠点豆の混入数です。混入数が低いほど上位の豆となります。
各国のグレーディングがこれらの中から、一つあるいは複数を組み合わせて格付けされます。
ですので、グレードが高い豆は、品質が良いことはおおよそ共通していますが、評価指標は各国バラバラです。
「スペシャリティコーヒー」と同じようにグレードも統一規格はないのね?
その通りだよ。
でもそれでも「欠点数」は評価指標に入っている国は多いよ。
各国の評価指標
それでは国別のきかくを紹介するよ。
各国欠点数、スクリーンサイズ、標高などバラバラね
それではブラジルからだよ
ブラジル
欠点数、スクリーニングサイズ、味で表現しています。
「ブラジル NO2 スクリーニング18 ソフト」 というと300gの見本に混入している欠点豆は「4個以下」、豆サイズ「7mm以上」、カッピングは「なめらかで甘味のある味」ということになります。
グレードで何でNO1がないの?
どんなに品質を上げても欠品数0にできないから、NO2からということだよ。
さすが、コーヒー輸出量世界1の国だね。
コロンビア
スクリーンサイズで「スプレモ」「エクストラ」などに分けられ、14未満の豆は輸出できないそうです。ただし、カラコールは例外です。
グアテマラ
標高で格付けしています。
最上位は「SHB]となり、「グアテマラSHB」と表記されています。
エチオピア
欠点数で格付けしています。輸出等級はグレード4までとなっています。
タンザニア
キリマンジャロがあるタンザニアは豆の大きさで選別するスクリーンサイズが基本です。
やはり各国バラバラね。
こういう一覧表を見ながらその豆の品質を確認するしかなさそうだね。
グレーティングを豆の名前に入れているということは、品質に自信があるということになりそうね。
そんな感じだね。
コーヒー豆のグレーティング、等級のお話でした。
「NO2」とか「AA」はコーヒー豆のグレーティングでした。
各生産国がそれぞれのグレーティング規格を持っています。
欠点数を評価規格に入れている国が多くありますが、やはり品質の安定性を重視しているのではないでしょうか?
高級な豆ほど、豆の名前にグレーティングを取り入れていることが多いようです。
コーヒー豆の名前にグレーティングを見かけたら、このブログに戻って、品質を確認してみてくださいね。
次回は「好みのコーヒー豆」について説明します。
次回はどうやったら好みのコーヒー豆を見つけることができるかお話するよ。